高校留学

アメリカ

アメリカ高校制度について

アメリカの高校は公立と私立があり、高校までは義務教育になっています。公立高校と私立高校の違いは以下の通りです。

    学年
  • 公立・私立を問わず、一般的にアメリカの高校は9〜12年生までとなっています。9年生がフレッシュマン(Freshmen)、10年生がソフモア (Sophomore)、11年生がジュニア(Junior)、12年生がシニア(Senior)と呼ばれます。日本ですと、9年生が中学3年生、10年生が高校1年生、11年生が高校2年生、12年生が高校3年生になります。日本からの留学生の多くは日本の中学校を卒業している為、10年生から入学を希望される方が多いのですが、多くの私立高校はカリキュラムや生活環境への順応を考えて9年生からの入学を推奨しています。
    費用
  • 公立高校は連邦、州、住民税で運営されている為、学費は一切かかりません。
    私立高校は生徒の学費や寄付金などによって運営されています。私立高校の年間平均学費は$15000〜となっており、寄宿制の私立高校になると年間平均 $22000(学費+寄宿費)ほどかかります。一般的に留学生の学費は、アメリカ人生徒に比べ割高になり、平均$28000ほどかかります。
    入学選考
  • 公立高校は全ての生徒を受け入れることが法律により定められています。
    私立高校への入学は各学校により選考基準が定められており、中学校の成績やPSATのスコアにより合否が決まる場合がほとんどです。留学生の場合はこれに加え、TOEFLのスコアや推薦状が選考基準になります。アメリカ人生徒と留学生の選考基準は別れている場合が多く、一定の留学生枠を設けている学校も少なくありません。アメリカの高校のほどんどは9月入学となっており、入学申請の第一次締切りは2〜3月が一般的です。多くの学校は入学前月まで入学申請を受け付けていますが、遅くなるとキャンセル待ちリストに入る可能性も高くなります。留学生の入学真正準備期間は、入学予定月より1年前を目処に準備を開始すると無理なく進めることができます。
    運営
  • 公立高校の全てが連邦政府、州、地区の法律に沿った運営がなされており、これには学校の資金調達、カリキュラム、プログラム構成も含まれています。
    私立高校は独自の運営資金調達を行っているため、公立高校のように法律で決められた運営はなされていません。法律の規制を受けることがないため、多くの私立高校では独自のカリキュラムに沿った教育がなされており、ほとんどが大学進学を目的としたレベルの高い授業内容になっています。
    カリキュラム
  • 公立高校のカリキュラムは一般的な、数学、科学、英語、歴史、体育となっており、多くの学校ではアートや音楽の授業も行われています。生徒の学力はSATなどのテストにより判断されます。
    私立高校では、各校独自で作成したカリキュラムに沿った授業が行われます。私立高校のカリキュラム作成には規制が無いため、多くの学校は一般科目の他、アートや演劇、アウトドア教育やボランティア活動などが卒業の為の必須科目となっています。また、大学進学に向けたカリキュラムが組まれているため、授業のレベルも高く、一般科目を早く修了した生徒の為にAPと呼ばれる大学レベルの授業も行われています。こうすることにより、生徒が大学の授業に入って行き易くする目的もあります。また、多くの私立高校は留学生のためにESL(English as a Second Language・英語を母国語としない生徒のための英語クラス)を持っており、留学生のニーズにも柔軟に対応してくれます。
    教師
  • 公立高校の教師は州によって定められた教員資格を保有しているか、資格取得を目指してトレーニング中である人物に限られています。
    私立高校の教員は資格保有の義務はありませんが、各学校の厳しい採用基準をパスしており、教師の多くが各自の専門分野にて一定のキャリアを積んでいます。ほぼ100%の教師は4大を卒業しており、多くの教師が修士以上の学位を保持しています。また、留学経験のあるESL教師や留学生監督の勤務している学校が多く、留学生の教育経験も豊富な教師が多いのが特徴です。
    生徒
  • 公立高校の生徒のほとんどは学区内から通っているため、学区周辺の地域を反映した生徒構成になっています。よって生徒構成や学校環境、または学校周辺環境は学校の位置する場所によって様々です。
    私立高校の生徒は広いエリアから来ており、寄宿制の学校になると全米・全世界から生徒が来ています。生徒の出身地は様々ですが、多くの生徒は類似する家庭環境に育った生徒が多く、同じ将来的目標を掲げている生徒が多く集まっています。一般的には白人生徒が半数以上を占め、残りの1/4づつを有色人種と留学生が占めています。学校によって違いはありますが、留学生は6〜15カ国から来ており、韓国、中国、台湾からの留学生が留学生人口の中でも多数を占めています。多くの私立学校は多様性を重視しており、留学生を積極的に受け入れています。